SNSはカジュアルな情報を集めるツール、こういった印象が強いかもしれないが、実際は活用方法次第である。若いエンジニアを中心にSNSを積極的に活用する動きがあるのだ。普段から積極的にSNSに意見を投稿し、他のエンジニアの方々と横のつながりを作っているのだ。そうすることにより、もし自分だけでは解決が難しい問題が発生した時、それをSNSで投稿することでつながった方々がともに解決策を考えてくれるのだ。無論絶対に役立つアドバイスが届くとは限らないが、リアルタイムで世界中の人々が使うSNSでつぶやくことで、多角的な意見が集まるのは紛れもない事実である。
専門性の高いエンジニアは、仕事仲間以外に仕事の悩みを相談できる相手がいないことが多い。しかし仕事仲間だけだと意見が偏ってしまう可能性もある。そこでSNSを日常的に使うことで、自然と不特定多数のエンジニアとつながることができるのだ。良い意味で類は友を呼ぶ、という現象がネット経由で自然発生する。また無理に縁をつなごうと奮闘する必要はない。自分がエンジニアであることを明かすだけ、同じエンジニアが集まってくるのだ。これが今日のSNSの面白い点である。だがその反面、個人情報を明かしすぎるのもよくない。上手に付き合っていくことが大切だ。SNSとの付き合い方を学びたいなら、こちらが参考になるだろう→http://engineer-snsiroha.com
しかしそうは言っても、自分の制作したプログラムが突然動かなくなった、こんな時もSNSでとりあえず、状況をつぶやいておきたいところだ。OSの大規模な更新によって、基本ソフトウェアの仕様が大きく書き換えられると、エンジニアが完璧に仕上げたアプリやプログラムにエラーが生じることがあるのだ。SNSで自分と同じような状況に陥ったエンジニアが、OSの大規模更新の翌日、複数見つかればそういった疑いが濃厚だと判断可能である。